当園は2017年4月に開園した、多摩福祉会の4つ目の保育園です。
「子どもも大人も、そして地域の方々もつながりあう園」をコンセプトに設計されています。
成長する子どもたちの姿を思い浮かべながら、各おうち名も「ももの木」「りんごの木」など実のなる果樹にしました。
園庭には様々な体験ができるようにおうちの菜園や井戸・ツリーハウス・築山があります。
給食室は子どもたちが自由に中の様子を見られるようにカウンターが設置されています。
保育園は、子どもたちが昼間の生活をともにする大きなおうちです。
ひとりひとりの子どもたちが自分らしく生活でき、自らが生活の主人公となる保育をめざし、
1歳から5歳児は異年齢保育をおこなっています。
また子どもたちの心の交わりが自然に育つよう、きょうだいは一緒に、小さい子と大きい子が互いに慕いあい、
育ちあう保育をおこなっていきます。
そして地域の方々が子育ての喜びを共感しあいながら安心して預けることができ、
誰もが気軽に立ち寄れる、そんな保育園をめざしています。
上北沢こぐま保育園では、保育園が子どもたちにとって、安心して生活を送ることができる第二のおうちになるよう日々の保育を行なっております。
0歳児は0歳児のおうち、1〜5歳児は年齢別ではなく同じおうちで生活しています。
1歳児から5歳児で9〜10名のグループを作り、食事をともにしたりグループでの活動(グループ散歩、おてつだいなど)を行ったりします。
異年齢が同じおうちで過ごしていますが、発達に応じて年齢で分かれた活動を行うこともあり(課業活動)、5歳児は当番活動も行っています。
大きい子たちが小さい子のお世話をしたり、小さい子たちが大きい子たちの姿を見て同じことに挑戦したりと、お互いに憧れや思いやりの気持ちを持ちながら過ごし、自信にも繋がっていきます。
昔から伝わるわらべうたは音域が狭く、未発達な声帯にも負担をかけることがないので、子どもたちも無理なく歌うことができます。
遊びとともに行ったり、楽器を使ったりと子どもたちにも親しみやすく、みんなで楽しく活動できるわらべうたを取りいれています。
子どもたちが日常生活の中での遊びや体験している四季の変化、人との関わりなどから発見したことや、驚いたり楽しかったりなどの感動したことを表現します。
豊かな体験を通して、子ども自身が表現したいという要求が持てることを大切にし、表現方法の発展につなげていきます。
自然の変化に気づく感性や物事に対する興味、関心などの体験が美的関心へとつながり、感性や情操が豊かに育つことを目指しています。
遊び的な要素を含みながら、自然な運動の欲求を満たし、様々な道具を使って持久力や器用さなどの身体能力の発達を促しています。
意図的・系統的な働きかけの中で身体運動能力が形成され、観察力や注意力などの知的能力面の形成や、ルールのある遊びを通して言語的なコミュニケーション能力や問題解決能力も育んでいきます。
その日の献立で使われる野菜の下処理(玉ねぎの皮剥きやグリーンピースの豆だしなど)をするおてつだいをしています。4､5歳児は皮剥き等以外にクッキング(主にみそ汁や軽食の蒸しパン作り)も行っています。
自分たちが食べる料理や食材に日頃から触れることで苦手な食材でも食べてみようと思えたり、より美味しく感じられたりし、食への意欲を高めるきっかけにもなります。
また、小さい子が食べることも考え、食材を細かく切るなどの配慮を自分たちで考えて行う姿も見られています。
当番活動は5歳児が行っています。
内容は米とぎ、畑の水やり、生き物の飼育などです。
後期になると、来年度に向けて4歳児が5歳児とペアになって一緒に当番活動を行い、次に引き継いでいきます。
| 園名 | 上北沢こぐま保育園 |
|---|---|
| 運営主体 | 社会福祉法人 多摩福祉会 |
| 開設年月日 | 2017年 4月1日 |
| 所在地 | 〒156-0057 東京都世田谷区上北沢1丁目32-10 |
| 電話番号 | 03-5357-8531 |
| FAX | 03-5357-8532 |
| 開園時間 | 7:15~20:15 １日の流れはこちら |
| 職員数 | 常勤職員:31名 有期雇用職員:13名（2024年4月現在） |
| 定員数 | 90名 |
| 0歳児保育開始月齢 | 生後57日から |
