2026.09.01
園だより
*水との触れあいから生まれる豊かな体験*
< 水との触れあいから生まれる豊かな体験 >
段々と暑さが和らぎつつありますが、まだまだ身体にこたえる暑い日が続きますね。気持ちも萎えてしまいがちですが、子どもたちはむしろプールや水遊びができて嬉しそうです!
異年齢のおうちでは、水風船をたっくさん用意して(噂によると2000個だとか…)園庭で「水風船合戦」を楽しむ日もありました!大人も子どもも我を忘れて阿鼻叫喚⁉全身ずぶ濡れになりながら思いっきり投げあって楽しんでいました~!そんな大きい子たちの姿を見ながら、少し離れたところで真似するちょこ・すくさんも。投げてみて割れる様子を見ていたり、手で揉み揉みして感触を楽しんでいたらうっかり割れて驚いていたり。年齢やそれぞれの興味関心に沿って水風船と向きあっている姿が印象的でした!終わった後もみ~んなでお片付け。ちょこ・すくさんが大活躍だったとか!子どもたちにとっては単なる片付けではなく、色とりどりの綺麗な欠片を集める遊びの一環だったのかなと思います。
また、もものおうち(0歳児)には1.5m四方程のウォーターパッドを床に敷いていて、その上をハイハイしたり歩いたり叩いてみたりする姿が見られます。「水」というのは本当に多様に豊かな体験をもたらしてくれる「環境」であり「遊具」なのです!保育的に表現すると、「応答性の高い遊具」です。例えば、濡れる、流れる、弾ける、落ちる、垂れる、汲む、かける、叩く強さによって感じる固さが変わる、色が混ざる、物と混ざって状態が変わる(砂と水で泥になる等)、波が起きる、泡が立つ、渦ができる、手がふやける、服が水を吸って重くなり涼しくなる等…きっともっと出てきそうですがこれくらいにしておきます。このように、水は働きかけ方によって柔軟に多様に「応答」してくれるものなのです!このすごさが伝わったら嬉しいです。
このような理由から、私たちは暑い季節には「水を通した活動」をとても大切に位置付けています。プールはもちろん、先述した水遊び等のある意味目立つ活動も取り入れつつも、日々の何気ない水遊びや園庭での泥水遊びの中でも、大人がうっかり見落としてしまいそうな小さな感動や気付きが溢れています!その心の動きに目を凝らし、共感を求めて振り返った時に「見てたよ~!おもしろいね!」と「応答」してあげられる人的環境としての保育も含めて、丁寧に大切に過ごしていきたいと考えています。そして、気温上昇や物価高騰(水道代…)ということはありつつも、子どもたちにとって何にも代え難い水との豊かな触れあいを保障し続けられるよう、これからも努力していきたいと思っています!もう少しで夏も終わりますが、この体験が子どもたちの心にずっと残る思い出の一つになっていればいいな~!