2026.06.01
園だより
懇談会へのご参加ありがとうございました!
5月30日(土)は各おうち懇談会でしたね。お忙しいところご参加くださりありがとうございました!
私も一つのおうちの懇談会に参加させていただき、「楽しかったな~!」というのが率直な感想です。
普段子どもたちが行なっているわらべうた遊びを保護者の皆さんと「一緒に」できたことで、クローク
でのやり取りだけでは埋まらない「間」が満たされていくような感覚を抱きました。現代を生きる子ど
もたちには「サンマ(三間)」と言われる3つの「間」が失われていると言われます。「時間・空間・仲
間」です。文章化すると、「仲間と共に公園等(空間)で過ごす時間」が失われているということです。
私たちの子ども時代はドラえもんで描かれるような空き地があり、その中で子どもだけの様々な人間模
様がありました。思い切り遊んだり、ケンカして仲直りしたり、豊かに育ちあっていたような気がしま
す。子どもたちが、大切な友だちと「余白」を豊かに過ごせるような社会になるといいな~と願ってい
ます。
また、「遊びは本気で取り組むからこそおもしろい」ということも実感していただけたのではないか
と思います。大人になると特に気恥ずかしさがあり、本気で遊ぶことも少なくなってしまいがちです。
そのハードルを越えて夢中になって遊ぶことでこそ感じられる楽しさや、「どうやったらうまく行くか
な~?」と本気で考えることで思考の創造性や仲間との協調性等、なかなか言語化しにくい「人」とし
て大切な土台について実体験を通して学んでいます。大人はついつい「遊んでばかりいないで○○しな
さい」等求めてしまいがちですが、その何気ない「遊び」の中にこそ大切なことが沢山詰まっています。
そして、私が参加したグループ懇談の中では、言うことを聞いてくれない時の対応についてや苦手な
食材を食べてくれないことについて、トイレトレーニングについて等、様々な悩みが話されていました。
私たち保育者としても基本的な考え方をお伝えしたりはしますが、保護者の方同士で「うちではこうし
ていますよ」と家庭での子育ての中での工夫について共有されることが懇談会の醍醐味ですね。保育士
はあくまで保育園の中での集団生活での姿を土台に話すことが多くなったり、ある意味専門家としての
「正論」になってしまうことがあると思っています。その中で、先輩保護者の方の「その頃はうちも同
じでしたが、大きくなったら大丈夫になりましたよ」等、経験を通した言葉に救われることがあるので
はないでしょうか。そのような機会を保障するのも保育園の役割の一つだと考えています。
現代は人ではなく AI に相談することが多い時代となってきましたが、人と人が話しあい、共感しあ
い、信頼や感謝でつながることの喜びを忘れないようにすることが、ますます大切になる時代でもある
かと思います。そしてそれは、何より未来を担う子どもたちにこそ大切にしていってほしいと切に願っ
ています。その土台を育めるような保育をこれからも保障していきたいです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。